政治倫理審査会の開催を求めました!

公開日: : 最終更新日:2018/08/19 平成29年, 議会の活動報告

平成29年7月18日に、市民Jを名乗る匿名の方から議会事務局あてにFAXが届きました。

内容は、黒川議長が不当な要求をしたのではないかというものでした。

このことについて、すぐに黒川議長は反応し、7月20日の全員協議会において、弁明をしました。

下記は、議事録からの抜粋です(市議会ホームページから)。

「今配布された市民 J からの文書については7月18日午後1時頃に議会事務局あてに FAX されたものである。文中の黒塗りは個人を特定される恐れがあるところなのでこのようにした。内容は私が「岩倉市三世代同居住宅支援補助金及び岩倉市三世代近居住宅支援補助金の交付に関する要綱」に関して不当な要求をしたのではないかというものである。しかし不当な要求をした事実はない。経過説明すると、三世代同居近居の補助事業は、平成29年度当初予算に積算され、本年3月定例会において予算が議決されたところである。私は定例会終了後に通信を発行しているが、4月発行の通信において、この補助事業について掲載したところである。通信を読まれた市民から内容を知りたいという電話を4月に受けた。その方には、細かい条件が示されていないので、市役所の担当にお聞き下さいと話をした。しばらくは、その市民の方からの連絡はなかった。6月20日開催の全員協議会において、三世代同居近居支援事業要綱案の説明が執行機関からされた。翌6月21日に市民の方から以前聞いた住宅のことについて知りたいという電話を受けた。その方には、市役所にて担当者と話されてはどうかと話し、6月23日午前10時に都市整備課の担当者と面談した。私は市民の方に同席した。市民の方からは、本年4月1日以前の契約では対象外になること、現在新築中で夏前には子が近居の予定であること、市が進めている移住定住の目的にかなうものであることなどの話をされた。担当者は「いま上司が不在であるため意見を伝えます」と述べられた。以上、私が関わった事実である。文書で指摘されている不当な要求はありません。以上です。」

 

発言内容を時系列に整理します。

  • 平成29年6月20日の全員協議会において、執行機関から、三世代同居・近居に係る補助金要綱の説明があった。
  • 6月21日に、市民から同補助金のことについて知りたいと電話があった。
  • 6月23日に都市整備課に市民の方と二人で出かけ、その市民の方が、新築中であるが平成29年4月1日以前の契約であり、対象にならないが目的には適っていることなどを話した。

担当者は、上司が不在のため、意見は伝えておくとのことであった。

・不当な要求をした事実はない。

後日、私は、職員からの聞き取り調査などを行いました。その結果、黒川議長の発言より、市民Jの投書の内容に近い証言を得たため、これは岩倉市議会議員政治倫理条例に基づき、政治倫理審査会を開くべきだと考え、そのことを他の議員にも説明していました。

職員には、守秘義務があります。個人情報などを漏らしてはなりません。しかし、今回の件で、公職(地方公務員)である議員についての情報を話しても、守秘義務違反にはなりません。

まず第一に、情報公開条例で、公務員等(議員も公務員です)の職務で行ったことは、非公開にすることはできないということになっています。第二に、議長自身が全員協議会という公式な場で、一連の流れを話していることから、その内容自体は秘密ではありません。よって、職員から事情を聴くに当たっては、そのことを理解、確認しながら聞き取りました。

その後、代表者会議(公式な会議ではないので、詳細な議事録はありません)が数回開かれ、この件をどのように処理するべきか話し合いが持たれましたが、結論が出ないまま時が過ぎていったので、8月21日付けで、木村議員を説得し、2人で、政治倫理審査会の審査を議長に対し、要求しました。

政治倫理審査会は、条例で次のように定められています。

(議員の審査請求権)

第9条 議員は、議員が第3条に規定する政治倫理基準に違反する行為があると認められるときは、これを証する資料を添付して、議員2人以上の連署をもって、その代表者(以下「審査請求代表議員」という。)から審査請求書を議長に提出することにより、審査会に審査を行うよう請求することができる。

 

第3条の基準の中に、次の規定があるからです。

「議員は、岩倉市行政手続条例第2条第5号に規定する許認可等又は請負その他の契約に関し、特定の者のために有利な取り計らいをしないこと。」

また、請求が行われたときは、直ちに、審査会及び前項に規定する審査の対象となった議員に送付し、その審査を求めなければならないことが条例では規定されています。

しかし、直ちには審査会は開かれず、梅村副議長(議長が当事者であるため、副議長が取り仕切る責任があるため)から「再度、全員協議会を開きたいので、それまで、政治倫理審査会の開催を待ってほしい」と話しがありました。

私は、「議員からの一方向だけの話ではなく、両者の話が聞けるのであれば、了承する」と答え、結果、8月28日の9月議会の本会議終了後に全員協議会が持たれました。

この全員協議会は、秘密会とすることになりました。秘密会が開かれたことは秘密ではありませんが、議事録は公開されませんし、ここに記述することもできません。

現在、9月議会の真っ只中ですが、この件に関しては政治倫理審査会の請求を取り下げしたわけでもありませんが、開催されることなく、現在に至っています。

今後の展開についても、随時、記していきます。

 

 

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