令和元年6月18日、公共施設再配置検討協議会が開催されました。2019年3月に作られた「岩倉市公共施設再配置計画」などについて、新しい議員もいるため、再度、説明をしていただきました。

改めて、再配置計画の疑問点を記しておきます。

計画では、公共施設を次の3つに分類しています。まず、その分け方が疑問です。

①市民利用型 ②利用者限定型 ③義務的施設

①市民利用型―南部老人憩いの家、憩の家(高齢者が利用する施設です)、図書館が入っています。

②利用者限定型―学校、保育園が入っています。

③義務的施設―給食センター、保健センター、休日急病診療所、市役所、消防署、清掃事務所 となっています。(説明では、最低、一つはないといけない施設となっています。)

 疑問①なぜ、老人憩いの家が利用者限定型ではなく、市民利用型なのか。疑問②なぜ、学校・保育園は、利用者限定型なのか。疑問③なぜ、図書館は義務的施設ではなく、市民利用型なのか。

 さて、私は、過去の協議会でも「これおかしくない?」と疑問を呈しましたが聞き入れられませんでした。

 保育園が利用者限定型なら、老人施設も利用者限定型だと思います。また、図書館は、図書館法では義務付けではないものの、平成24年12月19日に告示された「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」で、市立図書館の設置に努めるとの基本が示されています。現実的にも、日本全国の市で、図書館のない市は数市しかありません。義務的施設に分類すべきではないでしょうか。さらに、学校や保育園についても、私立の学校や幼稚園の選択はあるにしても、義務的施設に近い性質のものではないでしょうか。

 さらに、市民利用型と利用者限定型の施設については、ハードとソフトの両面でポートフォリオ分析を行うこととし、その評価でA~Dの判定をしています。このソフトの要素(中身)は、①1人当たりの施設面積 ②1人当たりのコスト の二つだけです。ソフト(供給・財務)という記述になっていますが、これって、ソフトでしょうか?面積なんてハードではないですか?

 具体的に言うと、西部保育園は、利用者限定型に分類されポートフォリオの対象となり、ソフト評価は低くなっています(偏差値46.9)。ちなみに、ハード評価の偏差値は39.5と更に悪いのですが。その両面から総合判定し、D判定
となっています。(21頁)公の施設のソフトに対する評価は、もっと違う観点から丁寧に行わなければならないと考えます。現に、この計画から後に作られた「岩倉市公立保育園適正配置方針」では、西部保育園のソフト評価は高いと記述されています。
 ここまでの、理論構成―導き方に疑問を感じます。

  

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